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尻上がり


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2016年06月

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ヒメアノ〜ルを観たノ〜ル ※ネタバレあり


20160603015817ce8.jpeg

ヒメアノールを観てきました~!


森田GO!君が出てるから、っていうわけではないんですけど、こういうホラーとかサスペンスとか、精神的にやられる系の映画、絶対私の好きなやつやん!?それをGO!君がやるなら一石二鳥やん!(?)って思って、張り切って観てきました。

って言うと、こいつマジヤベェ奴じゃんって思われそうだし、もし今後何か濡れ衣を着せられて罪に問われることがあったとしたら、押収したパソコンからこのブログが発見されて「被疑者は危険な思考回路を持っており…」とかいって証拠として突きつけられてマジ人生詰むんで一応言っときますけど、犯罪はダメですからね!!?!?絶対!!!!!

正確に言うとこういう映画を観てメンタルやられてしばらく引きずる、という一連の流れが好きなんです。我ながら趣味悪い!!

でも観終わった後、不快感でズ〜〜〜ン…ッてなるんで、感想とか言って少しでも払拭したい!って思うんですが、まぁここジャニヲタブログだし…レビューブログじゃないし…、って思ってそういうの自重してたんですけど、GO!君ジャニーズやん?


ってことで、張り切って感想を書きたいと思います!
あ、でも割と普通に何かマジなトーンで感想言うんで、そんな全然面白いこと言えないんですけど!!
おすぎのソウルが乗り移ったと思って、温かい目で見て下さい!!

ここから先はドチャクソに長いです!!
そして、一応注意文出しますが、感想が進むにつれてネタバレが出てきます。

途中までは公式サイトのあらすじから逸脱しない程度で、ネタバレ箇所は記事をたたみますが、
もしこれから先観る予定の方がいたら、出来るだけフラットな気持ちで観てほしいので、私のクソなげぇ感想を読んで変にハードル上げて覚悟決め過ぎて、「思ったよりは…」ってなっちゃうとすごくもったいないので、
もう観に行った方や、観る予定はないけど気になる方や、観る予定だけど別にお前の感想如きに左右されねぇよ、って方のみ先に進んでくださいね!!





あ、さっきからウザいと思うんですけどGO!君とは森田剛君のことです。
何の因果か、この映画で森田剛君が演じる役名がこれまた森田なんです。
森田が森田に。森田as森田。
何かこんなに森田って漢字をいっぱい見ると森田のゲシュタルト崩壊起こしますね。
森って字は森感がすごい。

なので、紛らわしいので役名じゃない森田の方はGO!君って呼びます。
気持ち的にはいちいちヒロミGO!のGO!で読んでください。
私はそういう気持ちで打っています。



感想を一言で言うと、非常に悪趣味でした!!
悪趣味っていうのは私にとって最高の褒め言葉です!
非常に精神をすり減らす99分間でした。


やっぱり私ジャニヲタなので、GO!君の顔は他の一般の人達より割と目にする機会多いじゃないですか。
シャドウ商会変奇郎とか見てたし。



だから何かこう、親近感とかがさ…





湧かん。





いやー、湧かなかったねーーー!

映画の中の森田はGO!君ではありませんでした。
見たことない人でした。
一番最初の登場シーンだけ「カッコよ過ぎるだろ(笑)」と思いましたけど、割と序盤でもう顔見たくなくなってました。

「俺たち底辺が這い上がれるわけねぇだろ。夢見んなよ」とか言う。
世の中本気がいっぱい!!捨てたもんじゃない!信じてみ!?って歌ってた人が。
うじゃけた顔しっぱなし。
うじゃけた顔っていまだにどんな顔なのか分からんけど、多分あの森田の顔はうじゃけてたね。相当うじゃけてた。


グロいシーンも結構あるんですが、それよりも趣味の悪い演出(褒めてる)が本当多いので、グロ耐性あってもそっちでメンタルやられる人も多いと思いますね。
軽い気持ちで観に行ったら本当落ち込むぜ。

女が平日に一人でレイトショーで観るような映画じゃないよね。(私)
夜道はリレーのバトン受け取る人みたいにずっと後ろ向きながら走って帰りました。
後、家帰ってから鍵閉めて電気をつけるまでの挙動の速さ尋常じゃない。



------ここから先はネタバレしない程度にあらすじ------






この映画の構成はちょっと特殊で、日常と狂気が交錯する、っていう触れ込みの通り、日常編はラブコメ、狂気編はホラーという全然違うジャンルのタッチで同時に進行します。


日常編の主人公は濱田岳君。
おおまかなあらすじ。
濱田岳君演じる地味な岡田君が、会社の先輩の安藤さん(ムロツヨシ)の片思いの相手、ユカちゃん(佐津川愛美)との恋の手助けをするうちに、ユカちゃんにまさかの告白をされて内緒で付き合うことに!?

という、ちょっとエッチでポップな痛快ラブコメディです。
それにしても森田に岡田ってV6感強くて紛らわしいですね。
もうここまで来たら三宅も出せや。

原作が稲中作者の古谷実なだけあってコメディ要素満載で、日常編はめっちゃ面白いです。
正直、濱田岳君、佐津川愛美ちゃん、ムロツヨシの恋愛コメディ映画としてもそこそこヒットしたと思うくらい。
特にコメディ担当のムロツヨシがキモいんだけど憎めなくて最高。
劇場でもみんなめっちゃ笑ってました。


狂気編の主人公がGO!君。
GO!君演じる森田は一言でいうとサイコパスの殺人鬼なんですけど、サイコパス物って最近結構多くて、『悪の教典』の伊藤英明とか、『サイレーン』の菜々緒、直近では『火の粉』のユースケサンタマリアとかが思い当たるんですけど、このへんのサイコパスはだいぶエンターテイメントに寄ってるなって感じ(それはそれで面白いから良し)だったけど、森田は一線を画すヤバさです。

今期のドラマで割と好きなドラマ『僕のヤバイ妻』の木村佳乃の役もサイコパスとは言わないけどかなりヤバイ人の役だけど、こういうヤバイ人ってのは大体、計画が綿密、嘘が上手、無機質で人間的じゃない。というキャラクター設定になってることが多いけど、
森田に関しては短絡的に人を殺すので無計画で行き当たりばったりだし、
息するように嘘をつくけど頭で考えてないので言ってることは支離滅裂だし(ユカちゃんのお店に行ったの初めてとかの下りの支離滅裂さは背筋がゾワゾワする不気味さ)、
パチンコで勝ったお金をカツアゲされたり(あれは結果が描かれてないけど、その後の漫画喫茶での残金確認のシーンでお金は取られた?と判断)、
やたらずさんで人間らしいのが何とも生々しくてリアルで気持ちが悪い。

ヤバ妻の木村佳乃とかサイレーンの菜々緒とかは超人過ぎてもはやギャグというか、逆に笑えてくるとこあるけど、そういう作り物感みたいな感覚がないから、森田っていう人物が本当にこの世に存在してるような感じがして怖いのです。


全然タッチも違くて、交わることのなさそうな二人の主人公ですが、森田は岡田君の元同級生で、偶然再会してしまいます。
しかも、岡田君の彼女となったユカちゃんは、森田がストーキングしていた標的だったのでした。

平凡だった岡田君の人生に、森田の存在が点となって現れ始めます。
透明の水にポタポタと黒いインクを落とすように、コメディ要素満載の楽しい日常に、だんだん森田の狂気が侵食していきます。


このコメディとホラーが入り交じるのが新感覚でしたがすごくいいバランスで成り立っていて、普通ホラー映画って怖いシーン痛いシーンの連続でずっと緊張しながら観てるし、そのうちホラー慣れさえしてくるんですけど、この映画は笑える日常編が交互に挟まれるので、すっかり緊張が解けた頃に狂気のシーンで一気にどんよりした気持ちに突き落とされます。

せっかく楽しい気持ちでいたのに森田の出現で一気に不穏な空気になる不快感。

あ〜逃げ出したい、ずっとギャグで笑える平和な世界のままでいたいってつい思ってしまう。
怖いの見たさで映画館来たはずなのに、どうか森田よ、出てこないで〜〜〜!!って思いながら観てたので、普通のホラーよりも感情の起伏がしんどかったです。



------ここから先は若干ネタバレしてます------


たたみますので、ネタバレOKな方は続きを読むからどうぞ!


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